2019/7/29〜31 剱岳2999m、立山縦走 第2日目 |
CQスキーサークル9(CS9) |
本日は今回のメインイベントの剱岳登頂です。 大型ザックは剣山荘にデポしアタックザックにします。 念のためハーネスも装着します。 やはり皆さん早朝出発で渋滞はしませんが結構列になり登って行きます。一服剱から鞍部に下り本格的な前剱の登りが始まります。 標高があり薄手のシャツでも暑くは有りません。 前剱中腹の安全そうなポイントで朝食にします。 それでもここはガラバ、滑落や落石が多く注意が必要です。 後から毎日確認登山されているパトロールの方からも注意をいただきました。 やはりゆっくり休むのであればコースを少し外した所が安全ですね・・前剱を過ぎると岩稜帯で鎖場の連続です。 慎重に足元を確認し3点支持で登って行きます。 高度を上げるにつれガスが濃くなってきました。 見晴らしは有りませんが、その分恐怖感は薄らぎます。 核心のカニのタテバイを登り早月尾根に合流して山頂に立ちます。 あの映画「点の記」の場面が思いうかべられます。 少し山頂で待機しましたがガスが切れないので下山にします。 いきなり下り核心のカニのヨコバイです。 次は鉄梯子、平蔵の頭を通過し前剱のケルンに到着しました。 広いスペースなので昼食にします。 北海道のSさんとはここでお別れ・・またどこかで会えればいいですね! 下山は集中心が薄れ滑落などが多いので更に気合いを入れ出発します。 すると岩の先に何か動く物体、雷鳥です。 ゆっくりにらめっこ! しばしの観賞です。 更に前剱南面でも遭遇、こちらはヒナを連れています。 天候が今一だった分、代わりのプレゼントが有りましたね! 何とか無事に剣山荘に戻れました。 デポしたザックをを回収し劔御前小舎へ向かいます。 来た時のルートを変え劔沢からの周回コースにします。 劔沢キャンプ場も賑わっています。 さほど急斜面ではないのですが剱岳を登ってきた足には堪えます。 標高差285mなのですが中々着きません。 最後は牛歩状態、2時間22分要しやっとの思いで劔御前小舎に着きました。 |
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4時起床し朝ご飯は弁当にしてもらいました |
先ずは一服剱2618m |
前剱中腹で一服剱を見ながら朝食 |
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前剱大岩に来ました |
これから鎖場が連続出現します。合計13本あります。 |
慎重に登ります |
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ナイフリッジ 眼がくらむ高度感 |
ガラバの岩道を登る |
随分登って来ました |
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前剱山2813m 到着 ガスッてきました |
超絶壁をトラバース ガスで高度感うすらむ |
僅かなテラスを頼りに登ります |
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常に集中して登る 落石もさせない!! |
アンカーボルトに掴まって |
連続の鎖場です |
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こわーい鉄の手摺のない橋 絶壁を鎖を頼りにトラバース→ |
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バランス取りながら渡る 風があったら怖いが・・ |
トラバースも慎重に・・ |
岩の隙間から対面に雪渓が綺麗に見えます |
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平蔵の頭からの下りも絶壁です |
平日なので渋滞はありません |
岩がシッカリしているので安全性は高いです |
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続いては核心のカニのタテバイ |
北海道から来られたSさんも難なくクリア |
余裕です! |
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後続メンバーも難なく登攀 |
Hさんは鎖は使わず! |
岩に指を掛け登攀 |
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全員無事タテバイ登攀完了 ニッコリ・・ |
剱岳山頂到着 |
三角点にも触れる |
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下りはNo10鎖場のカニのヨコバイ |
割れ目に足を掛けトラバース |
慎重に下る |
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前剣まで下りて来た。
北海道から来られたSさんとはここでお別れ、先行してもらいました。 |
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前剱西面で雷鳥に遭遇 1mの超接近 |
更に南面でも遭遇 |
いるいるよ・・ |
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今度はヒナ一羽を連れています |
シナノキンバイが雪渓を背景に映えます |
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クルマユリとハクサンフウロ |
剣山荘の裏はコバイケイソウの大群生です |
剣山荘に帰って来ました |
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剱沢キャンプ場 |
富山県警剱沢派出所 日雇いおじさん警官? |
やっと劔御前小舎へ到着 285mの登り返しきつかった・・ |