2014/10/19-20 会津駒ケ岳 (2133m福島県)

CQスキーサークル9(CS9)
2014/11/24 UP
Present by Studio Riku
mailto:studioriku@ybb.ne.jp

■会津駒ケ岳 (2133m福島県)
■2014/10/19(日)〜20(月) 一泊二日
■参加者 大島、生田、長島、久保、古沢
■アプローチ・コースタイムテーブル
1日目 10/19
大島宅発5:30→太田桐生IC →101.2km\1990→西那須塩原IC→89.8km→8:40桧枝岐キリンテ登山口駐車場
キリンテバス停9:07→\250/人 →9:15滝沢バス停9:20→滝沢登山口9:50→12:00水場(昼食)12:40→14:40駒の小屋(\3000)
駒ケ岳山頂 往復0:50(休憩見物含む)         滝沢登山口1100m〜駒の小屋2050m 歩行 5.3km  標高差 950m
2日目 10/20
駒の小屋7:00→0.7km 0:20→7:20会津駒ケ岳山頂2133m→2.2km1:00→8:20中門岳山頂2060m山頂標はなし→1:25→9:45駒の小屋→1:15→11:00大津枝峠(昼食0:45)11:45→2:00→13:45キリンテ登山口
公衆浴場 燧の湯(割引券で\300)14:25→83.2km→16:40小出IC→139.7km\2530→19:10太田藪塚IC
駒の小屋2050m〜キリンテ登山口 歩行 7.8km 標高差1050m
■立寄り湯  燧ノ湯
■記
1日目 10/19
昨年、何回か会津駒の登山を計画しましたが、ことごとく天候不良で断念しました。 今年も当初は8/末〜9/初を計画していましたが天候不良です。 10/中旬、やっと天候に恵まれ決行する事ができました。 定刻に太田を出発し北関東道から東北道に入ると一気に車列が増えました。 そうですね! 日光、那須方面の紅葉時期を迎えた絶好時期ですので・・ 西那須塩原ICを下り塩原へ向かいます。 このコースは何回か通っている馴染みのコースなので道路状況は把握しており難なくパスです。 R352に入ると紅葉も色濃くなってきました。桧枝岐に入ると間もなくキリンテ登山口 です。 少し左に入ると7,8台の駐車スペースが有りました。 今回は、ここからバスで北の滝沢登山口へ移動し滝沢登山口→会津駒→キリンテ登山口 の周回コースです。 通常の2台でしたら我々得意の回送計画ができるのですが今回は断念し交通機関のバスです。 それでも丁度良い時間にバスが到着、結構大勢の登山客、また民宿泊りの観光客が乗り込み満車状態です。
車道を滝沢登山口へと歩きます。 本来は車ですがしょうがないですね・・それでもショートカットルートが有り程なく滝沢登山口 へ到着しました。 登山カードを投入しいよいよ登攀です。 シラビソ、ブナ、シラカバが見事に染まっています。 モミジは少ない様で黄色主体です。 差し込む日差しが幹を照らし見事な自然絵画を作り出します。 でも結構急峻で辛いです。 小股でゆっくり登ります。 2時間近く歩くと水場へ到着しました。 先客が数人休んでいます。 水場へは50mほど急峻を下ります。 コケむした洞穴からシトシト垂れ落ちています。 昼食を済ませ出発です。樹林の中で展望は全く 有りません。 1時間ほど歩くと樹林帯も無くなり右に会津駒、左に駒の小屋が見えてきました。 草モミジはすっかり冬バージョンです。 小屋は直ぐ先なので展望ベンチで大休止です。 日陰には数日前に降った雪が残っています。
小屋へ入ると何回か電話で聞き覚えのある女将さんがでてきました。 早速チェックイン、まだ時間も早いので駒ケ岳山頂を目指します。 南方の視界が開け近隣の山々が良く見えます。 男体、日光白根、燧、至仏など手に取る様です。 駒の小屋は食事提供はありません。 それぞれ持参した食材で料理です。 それぞれ結構楽しく作っています。 最近便利なレトルト食材も多いですね! 担ぎ上げた缶ビールでカンパーイ・・山談義に花が咲きます。 夜空には星が輝いています。 小屋裏で布団に入り疲れを癒します。
2日目 10/20                  
5時過ぎ起床し日の出見物です。 さすがにこの時期は冷えます。 薄っすらと着いた霜を払いビューポイントに立つと東の空が黄色に染まってきました。 駒ケ岳が赤く染まってきました。 山々が朝霧に包まれ幻想的です。(一番のポイントはトイレ小屋の2階です) 朝食を済ませ出発です。 昨日登った駒ケ岳を再度アタック、朝日を浴びた山々が昨日とは違った山容を見せます。 湿原を中門岳へ向い歩きます。 薄っすらと凍った池塘も有ります。 越後や会津の山々が良く見えます。 近くには奥只見湖も見えます。 夏の木道もさぞかし良いだろう・・と想像できます。 駒の小屋にデポしておいたリュックを背負い富士見林道の稜線を南に下ります。 少しアップダウンが有りますが、周りの山々を見ながら稜線の風を受け快適な歩行です。 11時大津枝峠に着きました。 この先は展望が良くないので昼食にします。 残しておいたラーメン、体中に染み渡ります。 甲府の登山者がやってきました。 晩秋に行く予定の三方分山について聞いてみまると、「とっても良い山・・」。 帰路はもっぱら下りオンリー、ハイペースになってしまいます。 朝方の天気が嘘の様に崩れ、雨がポツポツ降ってきました。 早めに合羽を着込みましたが暑くて堪りません。 降ったり止んだりなので羽織る程度にし下山を急ぎます。 キリンテの沢音が聞こえてきました。 もう少しです。 標準時間を30分短縮しキリンテ駐車場へ到着しました。 直ぐ傍の燧ノ湯 で疲れた体を癒します。 露天風呂の先には黄色く紅葉したモミジがいっぱいです。 小屋でゲットした村内宿泊者割引券で¥300で入浴でき格段の温まり感です。
帰路の奥只見道は紅葉が見事です。 所々の駐車スポットで紅葉見物です。 山肌、滝、渓流・・見事な日にち限定の風景です。 スキーシーズンでは何時も利用している小出経由で帰路に付き会津駒ケ岳山行を無事終えました。
■参考サイト
http://komanokoya.com/  http://www.oze-info.jp/komagatake/  http://www.oze-info.jp/komagatake/


駒ノ池に映る逆さ駒とメンバー(生田、長島、大島、久保、古沢)                                   会津駒ヶ岳 山頂にて


今回のルートマップ

駐車したキリンテ登山口にて

ガイド板を確認するメンバー(キリンテバス停にて)

さあ登攀開始(滝沢登山口にて)

紅葉の登山道を登る

見事なシラビソ、シラカバの紅葉

樹林帯を抜けると駒の小屋と駒ケ岳が見えてきました

駒の小屋をバックに(生田、長島)

燧ケ岳が良く見えます

夕食は自炊です 自慢の山料理を披露

小屋からの差し入れの新鮮野菜

日の出(駒の小屋より 5:55)

朝焼けの駒ケ岳(駒の小屋より)

幻想的な朝霧に覆われる山々

出発前の集合写真 (駒の小屋前)

中門岳の穏やかな湿原を歩く

中門岳にて

中門岳から燧ケ岳を望む

キリンテ登山道の紅葉

キリンテ登山口へ無事下山

奥只見の見事な紅葉

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