2010/11/13 飯士山(イイジサン) |
CQスキーサークル9(CS9) |
■飯士山レポ (1112m) ■11月13日(土) 天候 曇り時々晴れ ■参加者 大島、長島、久保、関根、古澤、阿部、生田 ■記■ いつ頃からだろうか、神立やかぐらのスキ−場から正面によく見えるなだらかな曲線を描く山が飯士山と知ったのは。 そこは岩原スキ−場の山頂部であり、ハイキング気分で登れそうな気がしていた。西方面からの五十嵐登山口は林道が奥まで延びていて、時間的にも短かく、変化に富んだコ−スらしい。前回の皇海山計画が台風のため中止になった関係から、一ヶ月ぶりの山行で、胸が躍ります。 登山口からの登りは踏み跡もなく厳しい急斜面が続きます。対岸の鋸尾根は、終わりかけた紅葉に黄色が目立っていました。やがて豪雪地帯が作りあげた見事なスラブ帯に出ると、負欠岩(オイカケイワ)がその勇姿を空に突き上げ、まるで荒野のようです。基部から長いロ−プにすがりながら登りつめると、その上もさらに急なスラブ帯で、なかなか気が抜けませんでした。ようやくにしてヤセ尾根を登りきると、尾根コ−スとの分岐点に出ました。ここからはほんのひと登りで山頂です。この日は我々を含めて、4パ−ティ−が登りました。薄曇りの下で昼食を採り始めると徐々に雲が切れて、展望が開け、先着していた山のベテランが山座同定をしてくれました。東に堂々たる巻機、その北に雪を抱いた中ノ岳、越後駒、八海山、そして南の国境稜線谷川連峰へとつながってなんと素晴らしいことか。また足もとには岩原と舞子、目を上げれば上越の名だたるゲレンデが見渡せ、思いはいつしかスキ−へふくらんでいきました。平地は北へ南魚沼平野が拡がっています。下山路はスラブの反対側の西尾根コ−スを採りました。こちらもなかなかの急斜面で手応えは充分です。傾斜が緩くなった頃、カサカサと落ち葉を踏みながら、周囲の木々の燃えるような紅葉に包まれて、もと来た道に戻りました。 登山口から山頂まで直線距離で1km、標高差550m、簡単に登れる山と踏んでいましたがどうしてどうして、けっこう手応えのある、やっぱり山はいいなあ、と思わせる印象深い山行でした。 帰路は湯沢温泉、古沢の湯でからだを伸ばしてまいりました。ここは不特定多数が入る共同浴場と違って、限られたセレブのみに許される、きれいな、そして湧出口には成分の付着した温泉で、気持ちよいせいか一時間も過ごしてしまいました。 ■デ−タ 自宅(太田)発 5:30 登山開始 7:30 往 路 3時間 昼 食 1時間強 復 路 1時間40分 自宅(太田)着 16:30 ■次回案内 11/27or28 御堂山 |
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山麓は紅葉が盛りです |
イワウチワの群生(花の季節に来て見たい) |
湯沢温泉古沢の湯 露天風呂 |
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