2009/10/10 大真名子山 2375m

CQスキーサークル9(CS9)
2009/10/15 UP
Present by Studio Riku
mailto:ikutamasami@nexyzbb.ne.jp

■大真名子レポート 霰に見舞われて
10月10(土) 天候 晴れ→曇り 参加者 大島、古澤、阿部、長島、関根、関根(奥)、生田 
■デ−タ
太田発 5:40  登山口着  8:00  スタ−ト   8:20
山 頂 着  11:45 山 頂 発 12:30 登山口着  13:30 
■記
日光は、男体山の裏側にある大真名子山に出かけました。 8時に着いた志津峠登山口は、すでにかなりの数の車が駐車しています。もっとも、途中通過した竜頭の滝や湯滝の駐車場入り口は、7時半の時点で、車が道路まであふれ出ている状態でありましたので、さすがは「紅葉の日光」を思わせてはいましたが。 登山路は陽の射した針葉樹林の中で、色とりどりの落葉が敷きつめられ、やや急登ではありますが快適な登りでした。
後ろには山容の大きな男体山がその勇姿を誇り、登るにつれて見下ろす戦場ヶ原や光徳の広がりが爽快です。気温はやや低いものの風もなく、登山にはちょうどいい気候でした。しかし東側半分の雲が、徐々に徐々に迫ってきており、お天気がどこまで持つか、不安でもありました。 この山は斜面全体が同じ様相で、ル−トを見失いがちではありますが、随所に赤と黄色の標識や目印のテ−プが木々につけてあり、それさえ外さなければ心配はないと思えました。
 歩き始めて二時間が経過し、少し疲れてきたかなと思う間もなく、目の前に小さな社が現れて、2375mの山頂に出ました。 遠く近く周囲を山々に囲まれた、気持ちの良い展望です。あれが白根、その横が金精、その奥が尾瀬かなあ? 平らなところが光徳の牧場で、中禅寺湖の手前が高山、その奥が黒檜、などと会話しているうちに早くも、女峰山は雲に覆われ、小真名子もかくれてしまいました。
 昼食は、やれエジプトに行っただの、ヨ−ロッパに行っただのと、景気のいい話、されど俺はどこにも行ってない!などと各自の最近の動向を魚に、和気藹々。仕上げはフレッシュなデザ−トと温かいコ−ヒ−を頂きながら、そろそろ切り上げようかと思っていた矢先、ちらほらと白いものが舞い降りてきました。 あ、雪!  そう言えば、今朝の男体山は初冠雪だったとか?  その粒がしだいに大きくなって丸みを帯びてきました。どちらかというと霰です。気がつけば我々は雲の中、急に寒さを感じてウインドブレ−カ−を身につけ荷物をたたんで下山にかかりました。 大したことはないと高をくくっていた小生も下山途中でザ−ッと本降りの霰に恐れおののいて、あわててウインドブレ−カ−を出すはめに。 途中まで降りて来ると、また陽が射してきて、見上げるウルシの葉が赤く染まって輝き出し、温かい秋のハイキング道となりました。 駐車場に着いてみると正面の男体山の谷筋は真っ白で南面登山路の大真名子との違いを見せつけていました。 マイナ−な山と予想はしていましたが、山頂で小真名子からきた登山者二組に出会っただけの、とても静かな、落ち着きのある山行でした。また変化に富んだ景色も見せてくれた山でした。 疲れを癒すために今回は、湯本温泉とば口の「湯の家」というホテルに一湯をお借りしました。ここは自家源泉を二本持っており、湯量も豊富な硫黄泉のにごり湯で、特にメタケイ酸という成分が多く、保湿に優れ美肌効果満点とのことでした。そう言えば、浴後は肌がすべすべしていましたっけ。 帰路はいろは坂の渋滞が予想されたので、金精峠経由で帰ることにしました。紅葉は、中禅寺湖や湯の湖付近はまだ少し早いようでしたが、金精トンネルの手前当たりが綺麗に色づいて、ちょうど良かったです。 例によって平原のりんご園で今年のりんごの出来映えを味わい、ダイコンを一本ずつおまけにもらって、無事に秋の盛りだくさんな山行?を終えました。
 えっ、「丸沼で無料のナメコ汁を三倍も飲んだでしょう!」って? ナイショ、ないしょ。

デ−タ : 往路、2時間25分   復路、1時間25分   入浴料 600円 

■温泉レポート  湯の屋旅館(日光湯元温泉の入り口)  源泉掛け流し ¥600


大真名子山 山頂

登山口 出発準備完了 AM8:20

中腹から戦場ケ原が見渡せます

青銅の仏像が数箇所設置されています。
江戸時代の仏像??
色つき始めた山肌

頂上近くは岩場も多くあります

しがみ着いて登ります

紅葉も見頃

針葉樹の中に紅葉が映えます

正面には男体山北斜面

山頂より小真名子山 が望めます

日光白根山も望めます

昼過ぎ天候が崩れアラレになりました

無事下山

湯元温泉にてゆっくり浸かりました

丸沼スキー場では「なめこ汁」get

リンゴも色つきました

試食で腹いっぱい

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