■2020/11/8(日) 高岩(雄岩1080m、女岩1040m) 西上州(群馬)  天候 快晴 気温 最低 8度C 最高 18度C
■メンバー　市川、樋口、生田
■アプローチ、ルート
自宅6:30→太田藪塚ic経由88.9km1:30→8:00軽井沢ic
恩賀登山口782m08:15→0.72km0:41→08:56高岩鞍部→0.5km1:04→10:00高岩（雄岩）頂上1080m) →10:20雄岩摩利支天→0.4km→11:30高岩鞍部(休憩0:10)11:40→0.4km1:00→11:50高岩（雌岩P1）→0.15km→12:00高岩（雌岩P2）→12:20リード登攀完→12:45全員登攀完P2 1040m→0.2km→13:30高岩（雌岩P3）→0.3km→13:40アーチ岩先の八風平下山ピーク(昼食0:40)14:20→1km0:40→15:00西登山口→1.42km0:20→15:20恩賀登山口
★データ 　歩行距離4.45km 歩行時間(休憩昼食含)6:55 累積標高（上り）： 255m 累積標高（下り）： 248m
■装備
共有　ザイル 40m 1本 30m 2本、カラビナ 5 、スリング 5、支点用8管 & ロックカラビナ 1
個人装備 ハーネス、スリング、８管、ATC、カラビナ、ヘルメット、手袋
昼食、行動食、水(１Ｌ）救急薬、特にヒルの出現は有りませんでした。
■記■
今回は皆さん良くご存知の高岩です。
碓氷軽井沢インターを降りると、すぐ東にそびえる岩山です。山の下は上信道のトンネルは掘られ「高岩トンネル」と名付けられています。
今日は我高岩登山隊と碓氷坂本宿から旧中山道を登る２パーティになります。　旧中山道パーティのレポートは追って配信致します。
定刻に太田を出発、日曜日の好天で行楽車が多いですが順調に上信道を下ります。車窓から妙義、碓氷の山々の紅葉が最盛期を迎えています。予定時刻に碓氷軽井沢ICを下り恩賀登山口で藤岡のメンバーと合流です。早速身支度ですが今回はミニクライミングなので装備に少し時間がかかります。　何とか整い出発です。３０年ほど前の山行を思い出しながらのルートファイト、手探りで進みます。急な涸れ沢を上り詰め稜線鞍部に到着、いよいよ核心の鎖場になります。　ここの鎖場は急斜度を補助する鎖ではなく垂直壁を真上に登る鎖です。リードメンバーがザイルを上げ支点を作りフォローしながら登っていきます。何とか岩稜トップに到着、直下には碓氷軽井沢ICが見えます。　また３６０度の眺望で上信越の山々が手に取れる様に望めます。　とりわけ浅間山は少し噴煙をなびかせた雄姿です。高岩は1080ｍですが高度感が有ります。直ぐ東の摩利支天も登り女岩へ向かいます。　登った鎖場は懸垂下降で楽に下ります。女岩Ｐ１、こちらは楽に制覇、次にＰ２、今回の最難関の登攀です。鎖はついていません。更に両端は深く切れ込んだ崖です。　リードメンバーがザイルを付け中央のアンカーを頼りにルートファイトを作ります。トップに支点を作りメンバー全員登頂成功しました。　制覇の喜びを味わいながら眺望も楽しみます。下山は懸垂下降で楽です。　Ｐ３は例のノゾキアナ、穴の中から浅間山を望みます。トップは到って簡単です。　全峰制覇したのでアーチ岩の先でゆっくり昼食です。　暖かい日差しを浴び、いつものラーメンも今日はとりわけ美味しいです。　紅葉の中、穏やかな坂道を八風平西登山口へ下山します。西登山口からは国道で出発点の恩賀登山口へ戻り、本日のミニクライミングを無事終了することができました。
★追伸１
コロナ渦でソロ登山者がとても多いです。　事故の起こらない様に万全の準備と行動、また万一の時のお互いの助け合いが必要ですね！
★追伸２
紅葉も標高を下げてきました。近隣の山々では標高５００ｍ付近が見ごろになって来ました。　里山紅葉も間近です。　皆さんも是非紅葉スポットに出かけて見て下さい。
★追伸３
次回の山行予定
・西上州　三段の滝・大岩・碧岩、毛無岩　　甲斐の晩秋山行　瑞牆山、茅ヶ岳・・など検討中