2018/7/1〜2 谷川岳馬蹄形縦走前哨戦茂倉岳まで

CQスキーサークル9(CS9)
2018/7/3 UP
Present by Studio Riku
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2018/7/1〜2 谷川岳馬蹄形縦走前哨戦茂倉岳まで
■7月1日(日)天候 晴時々曇 気温30度   7月2日(月)天候 快晴 気温15度〜30度
■参加者  長島、生田、樋口
■アプローチ&コース
1日目 2018/7/1(日)
長島宅→生田宅6:00発→1:40→7:40白毛門P→8:00ロ→プウエイ山麓駅8:18→リフト→8:30天神峠トップ
8:30天神峠トップ→1.6km0:50→9:20熊穴沢避難小屋 →0.7kmo:45→9:05 天狗の留まり場 →0:43→9:48天神ザンゲ岩(休憩軽食1:00)10:48→0.7km標準045実績1;27→12:15谷川岳トマの耳→0.4km標準0:10実績0:21→12:36オキノ耳→(13:42ノゾキ→14:00一ノ倉岳取付(体調回復せず、一ノ倉岳避難小屋泊決定)→1.1km標準0:50実績→1:54→14:36一ノ倉岳山頂(遅めの昼食・避難小屋宿泊)
※飲料水取得のため茂倉岳避難小屋の水場へ(体力保持のためスローペースで行動)
一ノ倉岳避難小屋15:18→0.8km0:20→15:38茂倉岳山頂1978m→0.2km→16:00茂倉岳避難小屋の水場1900m→16:30茂倉岳山頂→16:50一ノ倉岳避難小屋
▲データ  合計距離: 4.3km 歩行時間6:36(休憩含) (水汲隊) +2km & +1:32  累積標高(上り): 649m  累積標高(下り): 199m
2日目 2018/7/2(日)
茂倉岳避難小屋5:00→2.5km0:30→5:30ノゾキ→7.6km0:30→6:00オキノ耳→0.4km0:15→6:15トマの耳→1.4km1:55→8:20熊穴沢避難小屋→1.6km0:50→9:10天神平→9:51白毛門P
▲データ  合計距離: 4.5km 歩行時間4:10(休憩含) 累積標高(上り): 163m  累積標高(下り): 732m
■情報
★ロープウェイ情報 料金  大人片道 1,230円  リフト \420   駐車場料金 無料
●営業時間  【4月〜11月】  平 日:8:00〜17:00 土日祝:7:00〜17:00【12月〜3月】  全日:8:30〜16:30  2月24日から土日祭日は7:00〜16:30
・約3分間隔で常時ゴンドラが発車しています。・所要時間は片道約15分(最速7分)
●避難小屋 一ノ倉岳、茂倉岳、清水峠、笠ケ岳に避難小屋あり  水場 稜線にはなし 茂倉岳、蓬峠、清水峠、朝日岳にあり

■記■
1日目
梅雨の好天と思いきや一気に梅雨明けになってしまいました。 定刻を少し遅れ太田を出発、日曜とあって高速も空いています。 土合橋手前の白毛門駐車場に着くと満車状態です。 今日7/1は谷川岳山開きなので早朝から多くの登山者が来ている様です。 早速身支度をして出発します。 慰霊碑の駐車場も略満車、その上の無料大駐車場も5割程入っています。 山の清掃日にもなっている様で受付も設けてあります。 ロープウエイ駅舎でココナッツジュースとペットボトル(山用の落ちないキャップ付)を頂き乗車します。 リフトも動き始めたので最高部の天神峠まで登ります。 さあ山行開始、やや下りの樹林帯を歩き始めます。 少し雲は有るものの気温が高く熱いです。 熊穴沢避難小屋を過ぎると樹林帯の背丈も低くなり直接日差しを背中に受けます。 定期的に水分、塩分を取得しゆっくりペースで登ります。 山開き日とあって登山者が多く鎖場などで渋滞が発生し登山ペースも乱れます。 メンバー1名やや遅れ発生、体調が今ひとつ良くない様です。 天神ザンゲ岩で大休止、軽食もとり団体グループを先送りします。 日差しは相変わらず強く頸筋も覆い体温アップを防ぎます。 何とかトマノ耳到着、さらにユックリペースでオキノ耳へ、ノゾキを過ぎ一ノ倉岳取付にきたが体調回復せず、肩の小屋戻り、茂倉避難小屋へも距離があり無理のため一ノ倉岳避難小屋でのビバークを判断しました。 携帯は圏外なので、すれ違う左回り馬蹄形縦走者に蓬ヒュッテ到達不可の連絡を肩の小屋管理人に伝えてもらいます。(対応有り難うございました) 一ノ倉岳避難小屋は稜線なので水場が有りません。 明日の暑さも考慮し茂倉岳避難小屋の水場へ水汲みに出発します。 途中の雪渓下でも水がゲット出来そうですが確実でないので茂倉に向います。 1kmの行程ですが何とか取得できました。 各自それなりの装備をしているので快適とは云えませんが避難小屋で一夜を過ごします。 尚、バテ気味の縦走者から塩分、水補給要請が有ったので補給してあげました。 やはり今日は猛暑で大変であった様です。
また、避難小屋アルミドアの傍ではアンテナ効果で携帯接続が可能になりました。
2日目
避難小屋は山頂に有るので展望は抜群です。 北方には塩沢の街灯り、見上げれば満天の星、月明かりに浮かぶ山並みが幻想的です。 明け方は流石に気温も下がりコンロで暖を取ります。 ついでに温かいお茶で体内からも暖を取ります。 4時近くで東空は明るくなり段々茜色になって来ます。 4:39日の出です。 谷川双耳峰が赤く染まり見事です。 避難小屋内で朝食を取り5時出発です。 体調は復活した様ですが安全を勘案し馬蹄縦走は今後の楽しみとして残し、今回は撤退下山にします。 昨日の大賑わいの稜線も今日は静かで涼しくもあり快適です。 それでも肩の小屋宿泊の2名の縦走者とすれ違いました。 快晴で360度の眺望が楽しめます。 遠く富士山も勇姿を見せてくれます。 肩の小屋管理人さんに昨日のお礼を述べ天神尾根を下ります。 今日は体調悪化もなく無事ロープウエイ山頂駅に着きました。 先ずは湯檜曽で温泉に浸かり疲れた身体を癒します。 昼食はレストラン育風堂のステーキで体力復活を図ります。 ドライバーへは申し訳ないが冷たいビールが超旨いです。 車内ですっかり寝入りあっという間に自宅到着です。 今回も貴重な体験の山行になりました。
■立寄り湯 湯檜曽温泉 林屋旅館 \800
■次回の予定
★2018/7/中旬から下旬
尾瀬ケ原湿原探、日光白根山五色沼避難小屋宿泊登山など 日程詳細は追って決定
その他 武尊山、戸隠山など検討中
※多くの方の参加歓迎します。
以後は年間計画を参照お願い致します。


一ノ倉岳山頂の日の出 am4:29(尾瀬燧の北から昇ります)                     早朝の谷川岳山頂から幻想的な武尊山方面を望む

★ 動画       20180701谷川岳山頂からの眺望


 

コースマップ

マップは馬蹄形縦走路全体ですが今回は天神尾峠から茂倉岳までです


↑ 白毛門登山口駐車場も満車状態
リフトで天神峠まで→

天神峠を出発 双耳峰トッフはやや雲 生田、樋口、長島

谷川岳が良く見えてきました

天神ザンゲ岩にて

左に主脈のオジカ沢の頭とマナイタグラ

肩の小屋を目指し階段登りの多くの登山者

谷川岳トマの耳1963m

マチガ沢も雪渓が残っています

東には朝日、笠、白毛門

オキの耳を望む

谷川岳オキの耳1977m

北に目指す一ノ倉岳、左奥に茂倉岳

蓬峠、清水峠 奥遠方に巻機山を望む

一ノ倉沢北壁の衝立岩

元気な樋口氏 茂倉岳、一ノ倉岳をバックに

ノゾキから一ノ倉沢をのぞく

さすがに切れ落ちています

体調回復せず一ノ倉沢岳避難小屋でビバーク

茂倉岳山頂にて

茂倉岳避難小屋 20人位OK マット・シュラフ5セットあり

茂倉岳避難小屋の水場は水量僅かだが超冷たい

帰りの茂倉岳登り返しがキツーイ

一ノ倉沢岳西の雪渓下で水ゲットできたかな??

一ノ倉岳避難小屋

内部 3人迄ならOKです 床は綺麗です

朝日がまぶしい

谷川岳をバックに

誰もいない早朝の稜線歩きは清々しい

ノゾキではやっぱり覗いてしまいます

岩に掴まり覗く

深紅のサラサドウダン越しに主脈を望む

トマをバックに万歳

南には富士山も見えます

無事ロープウエイ山頂駅に到着 泥だらけの靴洗い

タニウツギ            コバイケソウ

ユキワリソウ

ヤクシソウ
初夏から夏の高山植物が一斉に咲いていました。 色々なHPで紹介されていますのでそちらを参照下さい。
http://www.yado-tamura.com/okutone/hana
https://kornblume.exblog.jp/14761782/
 

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