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2016/11/5 青木ヶ原樹海探索  山梨県

CQスキーサークル9(CS9)
2016/11/16 UP
Present by Studio Riku
mailto:studioriku@ybb.ne.jp

★青木ヶ原樹海探索  山梨県
■日程 2016/11/5(土) 天候 晴れ 
■参加者 8名
■アプローチ&コース
自宅発5:10→友人宅着5:35→波志江IC5:45→河口湖IC→西湖民宿村8:45→野鳥の森公園スタ−ト9:20→竜宮洞穴入口10:55→富岳風穴着11:20→鳴沢氷穴着12:10→紅葉台着13:00(昼食)→三湖台着14:40→西湖民宿村着15:15→河口湖IC→波志江IC→自宅着20:30 
▲データ 標高差256m 樹海散策1:45 山道歩き1:00 車道歩き0:25 見学展望1:00 昼食休憩1:00
■記
晩秋に「富士山を愛でる山行」と称して、毎年計画を立てています。今年は趣向を変えて「青木ヶ原樹海散策」としました。松本清張の「波の塔」で自殺の名所と評判になり、磁石が使えないとか、電子機器が狂うとかの噂がささやかれる場所として関心が高まります。 明け切らぬ早朝に自宅をスタ−ト。友人宅で乗り換えて、6時前に波志江ICを通過。例によって八王子JCTで30分程度の渋滞にはなるものの、9時前には西湖公民館駐車場に到着しました。ここに同行の車一台を待機させて、西湖西側の「野鳥の森公園」に移動。準備を整えて行動を開始しました。 ところが散策路の入口がわかりません。標識もないのです。あっちの人こっちの人に聞いているうちに、偶然にも地元のガイドだという人に出会い、「それなら途中まで一緒に行きましょう、ご案内します。」と超ラッキ−な展開に。歩きながら、樹海の成り立ちから自然の様子、さらにはお薦めのコ−スなど、とても詳しく教えてくれました。お陰で我々だけでは決して得ることのできない充実した樹海散策となりました。 この方とは「野鳥の水飲み場」で別れ、そこから先は我々だけで歩きました。何人かの人と行き交いましたが、とても静かな太古の中です。こもれ陽は射すものの樹林に囲まれて景色はありません。土がないので木々は溶岩の上の苔に張り付くように根を張っています。溶岩上原生林と言うのだそうです。途中で試しに散策路から一歩樹林の中に入ってみると、苔や木々に覆われてはいましたが、どだい流れ出た溶岩上ゆえにでこぼこと歩きづらく、周り
が同じ景色で全く方向を見失います。 竜宮洞穴入口からは車道歩きとなり、程なくして「富岳風穴」に着きました。観光客で賑わっています。内部見学をしましたが、マグマに含まれたガスの噴出でよくもこんなに大きな洞ができたものだと感心しました。また石灰岩の鍾乳洞とは違い、溶岩の固まったむき出しの岩盤が痛々しかったです。 ここから先もまた樹海の中を通って「鳴沢氷穴」に向かいました。こちらはたて穴洞穴で、最奥部には一年中溶けることのない氷の壁が照明に照らされてツルツルしていました。通年を通して0℃から3℃という天然の冷蔵庫です。ここも観光地の一つでした。 ここから先は樹海を越えて山道に入ります。緩い傾斜を登っていくと尾根上の高みに出ると、それまで全く見えていなかった富士山が表れ、しばし見とれます。やはり富士は大きい。目の前に対峙して昼食をとりました。満足満足、富士山の壮大さもお腹をいっぱいにしてくれました。 「紅葉台」を過ぎ、30分ほど歩いて「三湖台」という展望広場に着きました。ここは富士山もさることながら、西湖を見下ろすことができます。かつて登った三ツ峠山、鬼ヶ岳、三方分山等北面の山々も望めました。ただだいぶ雲が降りてきて山頂部は確認できませんでした。 いよいよそれらに別れを告げて下山です。西湖に向かって一気に降ります。その急傾斜に、結構登ってきたんだなあと思いました。脇に数輪の可憐なリンドウが咲いていました。うまい具合に、降り立った所が最初に車を止めた民宿村の公民館でした。 車を回収して、温泉はパスして家路に向かって走り出しました。渋滞はありましたが往路と同じく、およそ3時間で波志江ICを通過することができました。 夕食を囲みながら和気藹々とこの日の山行を振り返りました。紅葉には少し早かったですが、風のない穏やかな一日で、十二分に秋を感じることができました。真っ青な空に富士山の勇姿が印象に残る山行でした。 来年は、「金時山」から愛でる予定です。
■立寄湯 
今回はなし

 
                            雄大な富士を展望台から望む                             富士をバックに全員で・・

 

コースマップ

綺麗な富士山がお迎え 河口湖ICにて

三湖台富士を望む

青木ヶ原樹海内部

西湖を見おろす

富岳風穴

富士山と対峙

鳴沢氷穴

りんどう

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