2014/7/28、29 焼岳(2393m北アルプス)

CQスキーサークル9(CS9)
2014/7/30 UP
Present by Studio Riku
mailto:studioriku@ybb.ne.jp

■焼岳(2393m北アルプス)
■2014/7/28(月)、29(日) 晴れ
■参加者 大島、長島、生田、久保、関根、関根奥
■アプローチ・コース
第1日目 7/28(月)  歩行時間 3:30 標高差 550m(行程時間は目安です。ゆっくりペースです。健脚者は1日で往復しています)
長島宅発5:30〜6:00太田薮塚IC〜(118km1:00)〜7:00東部湯の丸SA(5分休)〜(95.7km1:00)〜8:00 \4710松本IC〜(R158 33km 1:00)〜沢渡バスターミナル〜11.3km0:20〜9:20新中の湯(20台P可)〜タクシーで\3500/台0:20〜10:10大正池
大正池10:10〜0:50〜11:00田代橋1500m〜0:10〜11:10登山口〜3:10(昼食含)〜14:20焼岳小屋2050m休憩後〜0:10〜焼岳展望台(2150m)
第2日目 29(日)  歩行時間 3:30 標高差 393m+793m
焼岳小屋6:40〜0:10〜6:50焼岳展望台(0:10)〜1:30〜8:40焼岳北峰山頂2393m9:15〜焼岳南峰2455.4m (登山禁止)〜1:20〜10:40下堀沢出合(昼食)11:20〜1:10〜12:30新中の湯登山口1600m〜中の湯温泉旅館14:00〜17:30太田薮塚IC
■記
第1日目 7/28(月) 晴れ(山頂部は雲多し)
梅雨明けの天候が安定したこの時期、北アルプス焼岳を目指しました。
定刻に出発、今回の山行は健脚者ですと1日ですが、我々は山小屋宿泊の1泊2日のゆっくり行程です。北関、関越、上信、長野道と乗り継ぎ松本からR158で新中の湯を目指します。平日なので道は空いており順調です。 沢渡から上高地へのバス代 が\1250で結構高いので我々は新中の湯から大正池までタクシー移動です。 上高地から焼岳、新中の湯の縦走が楽しめます。 新中の湯の駐車場へ着くと既に先行車で満車状態です。 何とか空スペースを見つけ駐車、さすがにメジャーな山ですね! 程なくタクシーが到着、早速大正池へ進めます。 \3000 シャトルバスより割安です。 大正池に着くと結構観光客が多いです。 大正池も梅雨明け、雪解けと相まって水量は多いです。 おなじみの焼岳が大きく聳えています。 北方の穂高連峰は少し雲をかぶっています。 散策道を田代湿原、田代橋と進み焼岳登山道へ入ります。 さすがにここまで来ると我々だけになりました。 樹林帯が日差しを遮り涼しいです。 今日は中腹の焼岳小屋までなのでゆっくりペースです。 開けた所で昼食と思いましたが中々出ません。 やむなく樹林帯の少し開けた所で昼食です。 手短に済ませ出発、やっと開けてきました。 左に焼岳、後ろには大正池が輝いています。 ハシゴをよじ登ると急峻のつづら折になってきました。 登り詰めると緑の屋根の焼岳小屋が見えてきました。 定員25名の小さな小屋です。 小屋前のテーブルで一服し、展望台へ登ります。 10分ほどですがやはり登りは辛いですね! 笠、穂高などが見える場所ですが雲が多く山頂は見えません。、東の霞沢岳は良く見渡せます。 夕食を済ませると小屋はランプになります。 今日の小屋は27名、幸い詰め込みではありませんが屋根裏部屋なので窮屈さはあります。 何とか自分の場所を確保し明日の晴天を期待し布団に入りました。(汗肌で気持悪るーい・・)
第2日目 29(日)  晴れ
4時起床、ご来光見物に展望台まで登ります。 昨夜トイレに行ったメンバーは「満天の星空だったよ!」と言っています。 確かに今日は天気も良さそうです。 辺りは結構明るくヘッドライトも直ぐいらなくなりました。 周辺の山々がシルエットで見えています。 正面に大きな焼岳、西から笠ヶ岳、槍、穂高、蝶、霞沢岳の山容がモノトーンの影絵の様です。 やがて浮雲が赤ね色に染まってきました。 眼下には大正池、上高地一帯が薄い霧に包まれ幻想的です。 蝶ケ岳付近から一点の閃光が差してきました。 焼岳がご来光を浴び赤茶色の山肌にしています。 山小屋宿泊ではのご来光を楽しみます。 朝食を済ませ、今日は時間も十分あるのでコーヒーをゆっくり味わいます。 しんがりに山小屋を後にして焼岳を目指します。 やはり焼岳山容は大正池やここ北側からが良いですね! 下界の猛暑とは無縁の清々しい尾根を歩きます。 焼岳の溶岩ドームが目前に迫ってきました。 さすが活火山、ドームも威容でいたる所から白煙を上げています。 特にドーム直下は音を立ってて火山ガスが吹き上がっています。 若いお姉さんに軽く追い越されましたが、何とか急峻の北峰山頂に立ちます。 北ア周辺の山々が見事に見えます。 昨夏登った御嶽は南峰に阻まれ見えないのが残念です。 先ほど追い抜かれたお姉さんにシャッターを押してもらいます。 明神池キャンプ場で働いているとの事です。 さあ下山、火口湖の正賀池がコバルト色の湖水を蓄えています。 ここからは下りオンリーなのでラクチンです。 トレールランの合宿学生、大パーティ、疲労困ぱい状態の中高年夫婦、色々なパーティが登ってきます。 新中の湯登山口からの焼岳登山が一番メジャーの様ですね! 下堀沢出合まで下り少し早い昼食をとります。 前穂、明神、霞が良く見えます。 沢を吹き上げる風が清々しいです。 ここから下は樹林帯になり最後の焼岳山容をみて下山です。 この新中の湯ルートは焼岳ピークは直前でないと見えません。 1時間程で愛車が見えてきました。 時間も12:30で入浴可能時間になってきました。 新中の湯旅館で汗ばんだ体を流し疲れた足腰を癒します。 露天風呂からは穂高連峰が良く見えます。 入浴でさっぱりした体になりました。 昨夜の汗ばんだ体での堪らぬ不快の就寝、開放されましたね・・ まだまだ山男ではないのかなぁ・・ 大満足の北アルプス焼岳縦走登山を無事終え帰路につきました。
■立寄湯 中の湯温泉旅館  \700
■参考情報
焼岳小屋ご案内 ●宿泊料金(お一人様)2食付き:8,000円/素泊まり:5,500円 ●お弁当 お一人 \800 おにぎり2個●水500cc/\100 缶ビール\550
〒506-1422 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾 090-2753-2560
中の湯温泉旅館 〒390-1516長野県松本市安曇4467 TEL : 0263-95-2407 FAX : 0263-95-2514
E-mail : nakanoyu@nakanoyu-onsen.jp 入浴は12:00〜17:00で可能 料金は\700 宿泊は\9000前後、上高地送りバスあり。 帰りの立寄り湯は無料
■次回の山行予定
8/18週の天気の良い日 谷川岳高倉沢の沢登り


大正池にて目指す焼岳をバックに (左から関根、大島、関根奥、長島、久保生田)      焼岳山頂(2393m)にて槍穂をバックにああああああああああああああああああ

 
今回のコース 青はタクシー赤が登山歩行

新中の湯登山口に駐車し出発準備

大正池から焼岳を望む(観光客も多い)

田代橋から穂高連峰をバックに

焼岳が見えてきました 所々水蒸気が上がっています

アルミハシゴを登り笹原にでます

さっき歩いた大正池が眼下になってきました

やれやれ到着・焼岳小屋前で一休み

焼岳展望台(2150m)にてバックは霞沢岳2646m

焼岳小屋はランプです

シルエット状態の穂高連峰

蝶ケ岳付近からご来光

朝焼けの焼岳

薄霧の大正池と上高地

焼岳をバックに

小屋前でコーヒーを飲んでから出発

焼岳小屋にて

焼岳小屋上から目指す焼岳を望む

焼岳展望台にて笠ケ岳をバックに

高度感ありますね! 急峻を溶岩ドーム(北峰)目指す

振り返れば 展望台その後ろに穂高連峰

綺麗な三角錐の笠ケ岳

穂高連峰と左に槍穂

穂高と霞沢岳 真ん中遠方は蝶ケ岳

穂高連峰をバックに生田(焼岳山頂にて)

音を立てて吹き上がる火山ガス バックは乗鞍山

北峰をバックに

木々の無い尾根を下山するメンバー

立寄湯  中の湯温泉旅館

露天風呂でくつろぐメンバー

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