2013/11/2 裏妙義山 1117m

CQスキーサークル9(CS9)
2013/11/3 UP
Present by Studio Riku
mailto:studioriku@ybb.ne.jp

■裏妙義山(最高峰は烏帽子岩1117m)  丁須の頭1057m  座標36.317995,138.724451
■2013/11/2(土) 天候 晴れ時々曇 最低6度C 最高20度C
■参加者 大島、長島、生田
■アプローチ・コース
国民宿舎籠沢(こもりさわ)コース
長島宅5:30→5:40大島宅→5:45生田→6:00太田藪塚IC→(65.5km,0:45\900)→妙義・松井田IC→(6.4km0:15)→6:45国民宿舎
登山口(標高430m)発7:10→2:20→9:30丁須の頭(標高1057m1:00休憩)10:30→0:45→11:15赤岩(標高1102m)→0:25→12:00烏帽子岩(1117m)→0:30→風穴尾根→0:15→12:30三方境(897m昼食1:00)13:30→1:30→14:50国民宿舎
国民宿舎15:40→(65.5km,1:00)→16:40太田藪塚IC
標高差687m 歩行距離 6km 歩行時間 約7.5時間(休憩含む)
持参用具(登攀に備え) 手袋、カラビナ、ハーネス・安全ベルト、ロープ、スリング、ヘルメット、懐中電気
■記
表妙義に比べ静かな紅葉が楽しめそうなので計画しました。 裏妙義に行くならやはり「丁須の頭」登攀でしょう・・
定刻に太田藪塚ICへ入りましたが車列は多いです。 3連休の初日、あちこち紅葉も見頃を迎え観光客が多そうです。 東毛は少し雲が厚いですが上信道に入ると青空も見えてきました。 妙義
山塊も西の金洞山、東の白雲山が見えてきました。 今回はその北塊の裏妙義です。 妙義・松井田ICから一度R18に出て小山沢から国民宿舎を目指します。 鬱蒼とした細い林道に入ると何やら前方で動きがあります。 大きな日本鹿です。 ビックリ! 鹿もビックリ! 森の中へ駆け込みました。 国民宿舎は先行登山客車20台あり満車状態です。 脇の宿舎駐車場へ止め出発準備、家族連れのハイカーも多いです。 パトカー巡回で「登山カード記入お願いします」、「ハーイ」登山者が多く事故も時々あるので巡視している様です。 宿舎西の中木川沿いの登山道を進みます。 緩やかな登山道で暖気運転に丁度良いです。 最後の急峻の沢筋を登り御岳分岐に出ました。 横川、松井田方面が良く見えます。 西は丁須の頭の岩稜ですが、左トラバースして巻き込まないと丁須の頭は見えません。 ここまで登ってくると紅葉が見事です。 カエデ、ブナ、シラカバ、真っ赤の実を付けたナナカマドなど静かな尾根を彩ります。 丁須の頭へのながーい鎖場を通過し肩まで登ります。 視界が一気に開けます。 南には既に制覇した表妙義がシルエットで浮かんでいます。 山々の紅葉がパレットにのせた絵具の様です。 西にはこれから向かう赤岩、烏帽子岩、直ぐ手前には丁須の頭と対峙する岩稜が見えます。 トップには何人か直立してこちらを眺めています。 さあ丁須の頭への登攀、一応念のためスリンクを鎖に巻きます。 初めがオーバーハングなので岩に取り付くまでの2mがビビリます。 勇気を振絞り「ヨイショ」、畳2畳程のトップに立ちます。 これぞ正に360度絶景です。 対峙岩稜の若者と声を交わします。 「そっちの登攀は楽?」、「全然問題ないよ!」、続いて大島氏の登攀、持ってきたロープで確保し難なく登攀達成。先ほど登攀を諦めていた登山者もロープ で確保してやり登攀成功しました。 なにしろトップは狭いので占有できないので早々に下ります。 中高年の夫婦が登ってきました。 ノー確保でスイスイ楽しそうに登って行きます。 これには声が出ません。 脱帽・・ 恐るべし中高年、多分若い頃からロッククライミング をやっていたんでしょうね・・ 対峙岩稜を進むと渋滞です。 20mチムニーで苦戦している様です。 確かに所どころテラスが有るので小休止して下りればパスできます。 赤岩は南岩壁をトラバースですが高度感はなく軽くパス、続いて烏帽子岩は鎖トラバースですがこちらも軽くパス。 先行5人組みパーティは苦戦しており烏帽子岩先で休憩しており、我々は先行し絶景ポイントを探しながら進みます。 昼食場所になる様なポイントは 見つかりません。 トップを巻いた登山道になっているので表妙義の様なビューポイントはありません。 已む無く三方境まで行き遅めの昼食です。 温かいラーメン、コーヒーが最高です。 帰路はひたすら杉林を下ります。 小さな涸沢を数え切れない程渡り下りてくると中木川のせせらぎが聞こえてきました。 今朝登り始めた登山口が見えてきました。国民宿舎に無事到着です。 国民宿舎には日帰り入浴OKの看板があります。 早速疲れた足腰、鎖にぶら下がった手腕を癒し、静かな裏妙義の周回登山を終えました。 帰路は上信道渋滞前の通過で明るい内に帰宅でしました。
■立寄湯  国民宿舎裏妙義 \400
(表妙義には「
もみじの湯」がありますがこの時期は道路が大混雑、坂本宿の交流館峠の湯は7月に発生した火災で閉館中です)
■過去の妙義山山行記
2012/6/10妙義山(中之岳) 2011/11/13 妙義山(中之岳〜相馬岳1104m)

■参考サイト
http://my-shige.com/sub1c-38.htm  http://datsusarah.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/2012519-e915.html

http://hirasan.canada2194.com/myougityouzu.htm  http://21.pro.tok2.com/~acuphaicarz/myogisan.html
http://studioriku.web.fc2.com/ski_yama/20120610miyogi/20120610miyogi.htm
■次回のイベントと山行予定
11/16(土)足利山岳映画鑑賞会 12:30市民プラザ小ホール ¥500
11/17(日)十二ケ岳と小野子山 大勢の皆さんの参加お願いします。 (参加自由です)

 
丁須の頭に立つ(左 大島、右 生田)                               丁須の頭をバックに(生田、大島、 長島)

 
今回の山行マップ

表妙義から今回登攀の裏妙義(2011/11登攀時撮影)

国民宿舎を出発

紅葉の裏妙義

丁須の頭 長い鎖でテラス、そしてトップへ

丁須の頭 肩へ登る長島

丁須の頭 肩へ登る大島

肩から松井田方面を望む

丁須の頭トップにて 生田

丁須の頭トップから対峙岩稜と烏帽子岩、赤岩

丁須の頭トップから松井田方面

制覇した丁須の頭を下りる

丁須の頭肩から表妙義
東の白雲山 西の金洞山

対峙岩稜にて (下仁田の方、生田、大島、長島)

20mチムニー下降 長島

20mチムニー下降 大島

赤岩をトラバース

赤岩 烏帽子岩より

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