2011/6/4 赤坂御用地一周

CQスキーサークル9(CS9)
2011/6/17 UP
Present by Studio Riku
mailto:studioriku@ybb.ne.jp

■赤坂御用地一周 レポ
■6月4日(土) 天候 晴
■参加者  大島
■記■
前回は皇居を一周してみたので、今回は赤坂御用地を一周してみようと思いました。
距離にして4km弱、1時間半もあればゆっくり回れます。 ようやく緑に染まりはじめた神宮外苑の銀杏並木を左に見て時計回りに歩き始めました。ここは皇居と違って一般人はまったく入れません。生け垣の随所に「立入禁止」のプレ−トが置かれ、内部に通じるいくつかの門には、警備の詰め所が置かれ数人の警察官が常駐していました。
また更に周りを警察官が徒歩で、あるいは自転車でパトロ−ルしています。見ていること以外に特にこれといってすることもなく、毎日毎日「早く時間が過ぎないかなあ。」と
1日千秋の思いで過ごしているのではないかと、怠け者の私は思いました。 安鎮坂というところを下っていくと重厚な門がありました。警備の警察官に聞くと、鮫ヶ橋門だと教えてくれました。ゆっくりと見ていたかったのですが、すぐそばに警察官がいると、なんとなく落ち着いて見ていられるものではありません。 やがて左手にわが母校の学習院初等科の懐かしい校舎が見えてきました。幼き日々、乳母に手を引かれ通った当時を思い起こし、ご学友の宮様達のご活躍をお祈り申し上げたしだいです。
だんだん降っていくと、迎賓館の緑美しい芝生が鮮やかです。反対側の堀の向こう側は新大谷(ニュ−オ−タニ)が、上部に回転式マシンガンの弾倉を乗せて威厳を誇っています。一説には約一時間で一周する展望レストランだとか。年金生活者の私でも入れるのかなあ?顔を見られただけで、「ゴ−、アウト」の様な気もしますが・・・。
その先の御用地内部はそれまでと違って、数棟のアパ−トのような建物があり、洗濯物が干してあったり、人々の興じる声が聞こえます。ここで働く従業員の家族寮なのでしょうか。日常に戻って何となく心落ち着きひと安心いたしました。 この一周コ−スをジョギングする人はいるにはいますが、距離のせいでしょうか、数えるくらいしか目にしませんでした。 広い青山通りに出ると、昔から皇室御用達の老舗和菓子店「とらや」本店がありました。店に入って聞いてみると、今でも園遊会や皇室行事の時には、御用達を頂いているとのことでした。 歩道橋の上から夕暮れ迫った御用地を振り返ってみましたが、こんもりと木々に覆われて物音一つしていません。
何となく無駄な空間のように思うのは、私のひがみ根性のせいでしょうか。

鮫ヶ橋門

迎賓館の緑美しい芝生

迎賓館

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