2011/5/8 笠丸山、天狗岩山 |
CQスキーサークル9(CS9) |
■笠丸山
、天狗岩山 ( 西上州 ) ■4月24日(日) 天候 晴 ■参加者 大島 長島 久保 生田 関根 関根(奥) ■ル − ト 太田藪塚IC 5:30→笠丸山登山口 7:00→笠丸山→天狗岩登山口へ車で移動→天狗岩山登山口→天狗岩→シラケ山→天狗岩山登山口 ■デ−タ 交通 往路 1:50 移動 1:00 入浴 1:10 復路 1:20 笠丸山 登り 1:20 下り 1:00 休憩 0:45 シラケ山 登り 1:50 下り 0:50 休憩 1:10 ■記■ 天気予報が晴れを告げるGW最終日、噂に聞くヤシオツツジの笠丸山に向かいました。 住居附の登山口は萌え始めたばかりの新緑の海です。 歩き始めは沢沿いの登りです。足もとには小さなニリンソウがそこかしこに顔を出し、黄色いハシリドコロ、ツリガネの形をしたコガネネコノメソウなどがつらい登りを助けてくれました。 小さなお地蔵さんの立つ尾根に出ると、熱くなった体に吹き渡る涼風が心地良い。この辺りからちらほらとアカヤシオが目につき始め、登るにつれてどんどん数が増えてきました。濃いピンクのものや、ムラサキ色のものも見られ、「なるほどこれが笠丸か」と納得の花の山でした。 山頂近くではヒカゲシャクナゲも花開いておりました。山頂からは360度の大展望、眼下は色とりどりの緑の山肌、そして遠く北には浅間山から南は武州の雄、両神山までほしいままです。 下りは急な尾根道を、木につかまりながら降りていきました。 麓のどかな風景の中に、清流を挟んで向こう側に民家が佇んでいました。年を取ったら、こんな静かな場所でのんびりと暮らしたいものだと思いました。しかしシティ−ボ−イの私としては、三日と保たないことでしょう。 そこから車で小一時間、シラケ山の天狗岩に向かいました。 交通量の少ない山道を快適に走っていくと、突然登山口に出ました。そこは驚いたことに多くの車で溢れ、女、子ども、家族づれで賑わっています。 駐められる場所がないので、登山口から離れた路上に車を駐めて歩いていくと、山頂から降りてきた人が、「今日は最高だった。」と話していました。笠丸山の山頂では、盛りを過ぎた感のあったアカヤシオでしたが、それよりは少し標高の高いこちらの方が、花の開花が一週間ほど遅いということで、今日がお天気もよく、一番の見頃だということでした。 二股を過ぎて天狗岩に着いてみると、そこはアカヤシオの花、花、花の大満開で、どの高みにも低くみにも、お昼を食べる人やお茶を楽しむ人々で占領されています。 展望台の突端から周りの山々を眺めると、緑の山肌にアカヤシオのピンクが交じって淡く上品にきれいでした。 少し下って横道からシラケ山頂に登りました。 一般の人たちはさすがにここまでは登ってきません。山頂に立ってみると、確かに笠丸よりは高く、東には、稜線のすぐ下に御荷保ス−パ−林道が走り、南には上野村のスカイブリッジが、そしてその先には揚水利用の奥神流湖が見えました。 体を動かし続けた後の遅い食事は、もう何とも言えません。それに冷たいデザ−ト、のどを潤すホットコ−ヒ。降り注ぐ穏やかな春の陽差しも長くいると強く感じます。 帰りはおこもり岩コ−スを採りました。 登山口に着いてみると、たくさんあった車はほんの数台しか残っていませんでした。 汗を流すのはすぐ近くの国民宿舎やまびこ荘の「塩ノ沢温泉」です。露天風呂に面した庭が、花に覆われた日本庭園のようでした。この温泉は泉温が低いため加温はしてありましたが、源泉のみで加水はされていませんでした。そのせいか、石油のような魚の一夜干しのような臭いがし、PHが7.1にもかかわらず、体に硫黄泉の様な臭いが付着していました。 青空と花と緑と一緒の、春の一日を満喫することのできた最高の一日でした。 |
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笠丸登山口にて 笠丸山山頂 にて |
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笠丸登山口 |
笠丸山トップ下の色濃いヤシオツツジ |
咲きほこるヤシオツツジ |
笠丸山山頂までもう少し 生田 関根 長島 |
笠丸山山頂にて 長島 関根 |
笠丸山山頂にて 長島 関根 |
ヤシオツツジと両神山 |
ヤシオツツジとヒカゲツツジが満開 |
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ピンクのシャクナゲと山吹が満開 |
下山 |
周回の登山口に下山 大島 生田 |
周回の登山口に下山 生田 |
笠丸山登山口付近の春の花々 |
シラケ山手前の分岐 |
右より烏帽子、マル、シラケの山々 |
シラケ山とヤシオツツジ |
シラケ山山頂制覇 |
満開の赤ヤシオ |
おこもり岩にて 生方、大島 |
赤ヤシオ |
塩ノ沢温泉 やまびこ荘 |
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ニリンソウ |
ヤマブキソウ |
ハシリドコロ |