2010/10/11 四阿山(アズマサン)根子岳

CQスキーサークル9(CS9)
2010/10/12 UP
Present by Studio Riku
mailto:ikutamasami@nexyzbb.ne.jp

■四阿山 ( 2354m ) −  根子岳 ( 2207m )
■10月11日(月) 天候 霧→雨→晴れ
■参加者 大島、長島、久保、関根、関根(奥)、古澤、生田
■記■
メンバ-の突然のアクシデントで、南アの甲斐駒が急遽キャンセルになってしまいました。
そこで三連休は最終日に「四阿山−根子岳」に行くことになりました。登山口の菅平牧場は霧に巻かれて、冷たい風が吹いています。 歩き始めて大して行かないうちに雨も降り出し、本降りとなってきて、雨具の出番となりました。 「とんでもない日になってしまったなあ。」 と、ボヤキながらトボトボと登っていきました。 途中降りてくる人に出会ったので、「早いですね。」と声をかけると、「こんな天候なので引き返して来た。」とのことでした。気持ちは十分に察することができます。季節がら、足元に見事なテングタケがちいさなダイヤの家のように生えていました。小四阿を過ぎ、稜線にさしかかる頃、いつしか雨は止んでいました。雨具を脱ぐと、強い風がほてった体を気持ちよく冷やしてくれます。
ふと見ると、木の枝にヘビの大きな抜け殻が掛かっていました。よく見るとその手前や隣の木にも掛かっています。どうやらここは脱皮するのに適した場所なのかもしれません。中四阿にかかる頃から雲が流れて視界が開けてきました。西に目をやると、雲海の上に槍の穂先が見えます。
気がつくと、北アの主立った峰々が白馬から乗鞍まで見渡せるではありませんか。山頂に着いた時には、すでに上空は真っ青な青空です。そこではみな口々に、「晴れて良かったですねえ。」と話しています。北方面は草津白根から横手、南には八ヶ岳、東の雲も流れて浅間山が全貌を表
し、そしてとうとう富士山までもが顔を出してくれました。分岐点まで戻ると、そこは暖かい日ざしに包まれた広場です。雄大なアルプスを眺めながらの昼食は、ぜいたくこの上もありませんでした。四阿山を後に悪路の急斜面を根子岳との鞍部に降りて、今度はまったく雰囲気の異なる山様の根子岳を目指します。なだらかなササ原は気持ちの良いのんびりとした登りです。快晴下の山頂は360度の大展望、関甲信越の名だたる山々が一望の下に見渡せました。
景色を堪能して下山にかかる頃、秋の陽ざしは和らいで、木々の葉を赤や黄色に照らしています。鹿島槍から妙高方面の山々が黒いシルエットとなる頃、終了点の牧場の柵には名残のキキョウが、文字通り下山に花を添えてくれました。疲れを癒やす温泉は、IC手前の「ふれあい真田館」です。 真田氏の館をイメージして、瓦には六文銭の文様が描かれていました。露天風呂で星を眺め、さっぱりとした気分で帰路の車に乗りました。
上信道の渋滞にはまりましたが、9時頃に家に着きました。
■デ−タ  
登山口発    8:00
小四阿着    9:17
中四阿着   10:17 
四阿山着      11:30
分岐点着   11:53
分岐点発   13:08
鞍部 着   13:40
根子岳着   14:40
登山口着   16:25
■次回案内
10/31(日) 皇海山   

 
   四阿山 山頂にて全員                                      根子岳 山頂にて全員


8:00登山出発時は霧につつまれていました


雨に打たれながら登攀 久保、関根隊員


小四阿にて全員 まだ雨模様


ペアルック 関根、長島隊員


中四阿にて全員 やっと青空が見えてきた


皆でお昼


穂高、槍が見えました


  燕岳、餓鬼岳、蓮華岳、奥に立山、剣岳


五竜岳、唐松岳、白馬岳


四阿山 山頂にて 生田、古澤、大島


四阿山山頂より浅間 手前に 田代湖


四阿山山頂より根子岳 遠く黒姫山、妙高


大隙間から根子岳 関根隊員 クマザサが一面に


さあ根子岳を目指そう!大隙間にて


根子岳登攀


根子岳登攀の関根隊員

根子岳登攀 一休みの久保、関根隊員

根子岳中腹岩場


根子岳山頂より四阿山を望む


根子岳山頂にて 関根、生田、長島隊員


根子岳山頂にて 関根、長島隊員


根子岳山頂にて 古澤、関根隊員


山頂は紅葉で鮮やか


綺麗に紅葉さたカエデ


蛇の抜け殻

テング茸


麓で咲いていた名残のリンドウ

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