2010/9/5 高峰 |
CQスキーサークル9(CS9) |
■高原の風 篭ノ登山レポ(浅間連山 高峰山、水ノ塔山、東篭ノ登山、西篭ノ登山) ■9月 5日(日) 天候 晴れ ■参加者 大島、長島、古澤、生方、生田、関根夫妻 ■記■ 9月に入っても猛暑続きの毎日ですが、2000mを越えれば暑さもそれほどではないだろうと見込んで、第5回の山行を「水ノ塔山−赤ザレ−篭ノ登山の尾根」しました。 まずアサマ2000スキ−場の高峰山に登りました。麓には咲き残りのヤナギランが、足下にはシラタマノキが、日の当たる所ではマツムシソウが目を和ませてくれます。小一時間で大きな岩のごろごろした山頂に出ました。立派な社が設えてありました。やや薄曇りではありましたが、遠くにうっすらと北アルプスの稜線が認められたのがうれしかったです。 一旦高峰ランプの湯の林道まで降り、再度そこから登り詰めて水ノ塔山に向かいます。 樹林帯を抜けてガレ場にかかると、やはり2000mの高さを感じます。東には車坂峠、正面には高峰山、西には池ノ平の湿原が見渡せますが、黒斑の半分は雲に隠れて、浅間は顔を見せてくれませんでした。 赤ザレのヤセ尾根を越えて東篭ノ登山にさしかかる頃、雲が流れて日射しが降り注いできました。気温は20度以下でしょうが、日射しは強く、じりじりと焼けるようです。上半身裸になって、風に吹かれながら昼食を採りました。コ−ヒ−がなんとも美味しかったです。 指呼の間にある西篭ノ登山までは、往復1時間の行程です。折角なので行ってみました。また雲が出て、隣の湯ノ丸山や烏帽子、根子や四阿山は隠れて見えませんでした。 東篭ノ登に戻って、直下の兎平に降りたちました。それにしてもやはり暑かったです。 花で名をはせるこの山塊ですが、少し遅すぎた感がありました。しかしイワインチンの黄色、ゴゼンタチバナの赤、そして秋のはしりを思わせるリンドウの色鮮やかな紫が印象的でした。 帰り道の温泉は、赤茶けた色が特徴の「天狗温泉は浅間山荘」に立ち寄ることにしました。 車坂峠から車で30分ほど降り、ダ−トを4km走ると、いきなり公園らしき場所に着きました。 料金を払って脱衣所のドアを開けると、赤茶色というよりはオレンジ色のお湯が浴槽を満たしていました。「タオルがこんなもに茶色くなっちゃったよ。」と先に入った仲間のひとりが、驚きの声を上げています。私もさっそく入ってみましたが、大げさに言えばトマトジュ−スの中に入っているような感じです。底にはざらざらと赤さびめいた粒がありました。隅の「源泉」と書かれた札のある給湯口から、無色のお湯が僅かにちょろちょろと注がれていたので、手にとって顔を洗ってみると、それだけで鉄分の感じがありました。 入り口の泉質分析表には、源泉温度は8.6度、無色透明、空気中の酸素に触れて赤褐色に変化するとありました。反対側からは、同色のお湯がぼこぼこと出ています。循環しているのでしょう。 それにしてもこんな辺鄙なところですが、 入れ代わり立ち代わり入浴客が入っては出ていきます。それだけ有名なのでしょうか。 トマトジュ−スの飲めない私にとっては、ちょっと苦手な温泉でした。 ■デ−タ 交通往路 1時間40分 交通復路 3:00 (交通渋滞) 登山口発 8:20 登山口着 15:00 歩行時間 5時間 休憩時間 1時間半 ■次回案内 9/25 or 26 お天気と参加者数に因ります 詳細は、後日ご連絡申し上げます。予定を空けておいて下さい。 場所は、谷川岳方面です。
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高峰山 山頂の高峰神社 |
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関根、生方 |
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シラタマノキ |
タカネナデシコ |
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