2010/6/5 車山と美ケ原 |
CQスキーサークル9(CS9) |
■第2回山行 霧ヶ峰 & 美ヶ原車レポート ■6月5日(土) 天候 晴れり ■参加者 長島 久保 大島 生方 生田 ■記■ 霧ヶ峰一周 スタ−ト地点の八島ケ原湿原から車山、蝶々深山、物見石、鎌ケ池と延々10.4kmの「霧ヶ峰一周」を踏破してきました。 駐車場を後に、まずは遙か遠くに見える車山のレ−ダ−ド−ムを目指します。ゆるい起伏を上り下りし、雄大に広がる景色を楽しみながら歩いていきました。 標高の高いこの地にあっては、ようやく草花が芽を出し始め、コバイケイソウは葉が伸び出し、クリンソウがようやく蕾をつけ本格的なシ−ズンを迎えようとしているところでした。 山頂に出ると、反対側からリフトで上がってきた観光客もいて、さらにこの日は山開きらしく、社殿に御神酒や祝い物が備えられ、神官や地元の方達も目につきました。見渡せば蓼科をはじめ、残雪を抱いた赤岳を主峰とする八ヶ岳、 北岳の南アルプス、そして真っ白な中央アルプスが望めました。 一休みして北の車山乗越に道をとると、ハイカ−もわずかとなり、開放感いっぱいの中で、平らな蝶々深山頂で昼食をとりました。 南の台地では、先ほどまで上空を舞っていたグライダ−が、伸びた滑走路目がけて、きれいにランディングしようとしています。さわやかな風が吹き渡り、青い空に白い雲、景色も最高です。 鎌ケ池まで降りたって振り返ると、歩き通した広大な丘陵の重なりが見渡せます。よくぞあれだけ歩いたものだと、感心してしまいました。 せっかくここまで来たのだからと、さらに車を走らせて、番外編で、「美ヶ原」に向かいました。 山本小屋ふるさと館に車を停めると、視界いっぱいに牧草が広がり、遠くに黒い点で牛の存在が確認できます。 王ヶ頭の山頂にあるアンテナ群とホテルは、まるで天空の要塞のようです。しかし見えてはいるのですが、歩いても歩いても近づいてきてはくれません。疲れた足を引きずって、やっとの事で2034mの山頂標識にたどり着きました。直下の足もとには緑の海が広がり、その向こうには今日一日中我々を見守ってくれた山々が見渡せます。いつの間にか風が冷たくなってきていました。 帰路の楽しみは、霊泉寺温泉です。松本に向かう245号線を左に折れると、まったくの田舎道で、この先に温泉などあるのだろうか、と思わせます。 周囲を山に囲まれた5〜6件の小さな温泉街は、客足も見えず、ひっそりとしていましたが何となく落ち着いた感じがありました。 共同浴場の古ぼけた建物は、お世辞にもきれいとは言えません。浴室のドアを開けると、むっとした熱気に包まれます。湯の色までそう思わせるような青紫色のタイルの浴槽には、掛け流しの湯が絶え間なく注ぎ込まれ、我々が入るとザ−ッと溢れかえりました。 源泉特有の飲泉は、カルシュウムのような味がして体が軽くなりそうでした。 けっして熱いとは言えない湯温でしたが、たいして長くは入っていないのに、いつまでも汗が引かず、とても温まるお湯でした。 地元の人が言うには、この温泉に入ると、 翌朝まで、夜半に起きることなくぐっすり寝ることができる、という話でした。 ■デ−タ 薮塚IC発 5:50→佐久PA 7:00(生方さんドッキング)→八島湿原発 8:40→車山山頂着11:15→蝶々深山着11:40(昼食)→蝶々深山発12:20→八島湿原 着13:30 霧ヶ峰 徒歩 4時間10分 休憩 50分 10.5km 美ヶ原 徒歩 1時間30分 休憩 20分 6.0km 交 通 (太田−八島ケ原湿原 3時間10分) (八島ケ原湿原−美ヶ原 40分) (美ヶ原−霊泉寺温泉 50分) (霊泉寺温泉−太田 2時間20分)
■今後の予定
第1回 5/22 天丸山 第2回 6/ 5 霧ケ峰 第3回 7/ 3 or 4 高田山 第4回 7/31 & 8/1 平ケ岳 第5回 9/ 4 or 5 籠ノ登山 第6回 9/25 or 26 谷川岳 第7回 10/ 9 or 10 四阿根子 第8回 10/30 or 31 皇海山 第9回 11/13 or 14 石尊山 第10回 11/27 or 28 御堂山 |
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